「今日もいきなり来るし、そうかと思えば話しかけても来ないし。ったく、何を考えているんだか」 「ハルニーさんが来る前に、オネエに少しいじられてたんですよ。それでちょっと不安になったんじゃないかな」 「いじられてた?」 「まあ、その辺は直接聞いてください」 「はあ」 首をかしげたオレに、流川君は何か思いついたように口を開いた。 「18歳ってことは今度の誕生日で19歳ってことか……」 「?」 「じゃあ、シルバーリングでも贈ってあげたらどうですか?」 「?」