オレより年下だろうに、なかなかしっかりした青年に感心をしていると、 「彼女、大学に入学したばかりっていうことはまだ18歳ですか?」 「え? あ、うん」 「何歳離れてるんですか?」 「5歳」 「じゃあ、何気に大変ですね。オレとあいつは1個違いだけど、それでも大変なのに」 「まあ、ね。やっぱりまだまだ子どもっていうか。いきなり突拍子もない行動に出たりするし。地面の上で転がってみたりとか。牛乳を噴き出したりとか」 「ふっ……」 くすくす笑う流川君に、オレも苦笑を返す。