甘い××の、その後に。 love you,baby☆



オネエ占い師の誕生会のあの夜、


寝相の悪い唯衣ちゃんの服を直しに寝室に入った眞緒を置いて、


外の廊下に出たオレと流川君は何気ない世間話をしていた。



「疲れたでしょう? 仕事終わってからこんなパーティじゃ」


「はは、まあ。てか、オネエの扱い上手いよね」


「ああ見えてあいつら、ちゃんと距離感測ってるから。


無理なことは無理って分かっててやってることなんで、テキトーに合わせてかまってやればいいんですよ。


それで喜んでるなら多少の我慢も仕方ないっていうか。


Mな生き物だから、いじめるくらいがちょうどいいんです」


「へぇ……」