甘い××の、その後に。 love you,baby☆



そっと振り向かせた頬に軽くキスをして、


それよりも強く唇に触れてから顔を離すと、上目づかいの眞緒の目は熱を帯びたように潤んでいた。



……マズイな。これじゃこのまま押し倒しそうだ。


眞緒への贈り物は、まだひとつ残っている。


まずは、それを渡してからだ。



「眞緒」


「う、ん……?」



ポケットにしのばせておいた箱を取り出したオレは、


眞緒の手のひらを開いて、そこに乗せた。



「もう1個、お前にプレゼント」


「プレゼント? え? え?」


「開けてみ?」


「う、うん」