甘い××の、その後に。 love you,baby☆



振り向いたわけでもないのに、眞緒の顔が赤く染まっているのが伝わってくる。


それが可笑しくてわざと引き寄せた体を、自分のひざのうえに乗せた。



「あ、あの、ハル兄?」


「ん?」


「今日は……ホントにありがとう」


「ん」


「すごく美味しかった。ハル兄の料理、ホントに好き。あと……ハル兄は、もっと好き」



……バカ。


この状態で、そういう可愛いこと、言うなよ。



返事の代わりに、首筋に顔を埋めて口づける。



「……んっ」



くすぐったそうに肩を上げた眞緒は、オレの腕をきゅっとつかんだ。