授業が終わった後で眞緒に電話をするも一向につながらない。 探しに出た外でようやくかかってきた電話は、 今からこっちに来いというオネエ占い師のわけのわからない命令で。 仕方なく行ってみれば、眞緒の態度がよそよそしい。 目を合わせないどころか、話そうともしない。むしろ、オレを避けている感じだ。 ……何なんだよ。 お前はいったい、オレに何をさせたいんだ。 誕生会の現場は、斬新で新鮮ではあったけれど、さすがに気疲れした。