甘い××の、その後に。 love you,baby☆



やっと見つけた就職先で、とにかくオレは、成果を出すことに必死だった。



朝も夜もないような生活で、仕事以外のことを考える余裕など失っていた。



“来ちゃった”



そんなオレの状況も知らず、突然こいつがやってきて。



口に出すことはしなかったが、あっけに取られると同時に、お前は呑気でいいなとさえ思った。



……さて、どうするか。



自室での個人指導とはいえ、仕事の延長には変わりない。



眞緒が外で時間をつぶすと言った時、正直、面倒をみずに済んだことにほっとしたのも事実だ。