甘い××の、その後に。 love you,baby☆



とりあえず、その辺のところは後で問い質すとして……



「お前の気持ち、素直にうれしかったよ」


「あたしも……ハル兄が腕を引いてくれたとき、すごくうれしかった」



視線を合わせ、どちらからともなく穏やかな笑みが漏れる。



「ごめんな、放っておいて」


「……ううん。あたしも……迷惑ばっかりかけてごめんね」


「オレな、東京でのあの日、お前が急に来たりとか、夜に呼び出されたりとか、
正直、イラッときたのは事実なんだ」


「……うん」


「いや、お前はまだ十代だし、オレより子供なのも当然だし、突拍子もない行動を取ることがあるのも分かってるし、


それを受け入れるだけの余裕を自分は持ってっるって自信、あったんだよ。


でもな、仕事が忙しくてそんな余裕なんてどこかにいっちまってて。自分のことだけで、精一杯になってたんだ」