「眞緒、これ、おばさんからみたいだぞ」 「おかーさんから? あ、シャンメリーだ!」 わーいわーい! 子供のようにはしゃいでビンを掲げている。 「あたし、小さいころからこれが大好きでね、お酒じゃないけど、なんていうか、これを飲むと大人になった気分になるでしょ?」 「そうか?」 「でね、誕生日とか何か特別なことがある日にはいつも、おかーさんが用意してくれてるの」