ふっと笑いが漏れたオレを、眞緒は不思議そうに眺めている。 「眞緒、その肉持ってきて」 「う、うん」 包みを受け取ると、中には分厚いステーキ肉が入っていた。 二人分、といったところか。 「オネエ、何で肉なんてくれたんだろ……?」 分かっていない様子の眞緒は、首をかしげてしげしげと肉を眺めている。 「お前、オネエにどこに行くとか言わなかったか?」 「え? ああ、うん。おばさんに頼まれてハル兄の家にプレゼントのケーキを取りに行くって」