「連絡がないんだって。誕生日の今日も何にもないんだって。アンタ、放っておき過ぎたんじゃない?」 「……」 「でもお祝いするために帰ってきたんでしょ?」 「……ああ」 「ま、その姿勢に免じて教えてあげるわ。あの子、駅前の方へ向かったわよ」 「駅前?」 「ええ、大学のイケメンに連れられて」 「……は?」 瞬時にヘンな汗が噴き出した。