そして、こっちの心中をさぐるようなこの目つき。 オレ達の初……ホテル帰りも見破ったくらいだ。 あなどれないこのオネエの言葉には、オレへの注意が含まれているはずだ。 「……頼むよ。教えてくれ」 込み上げる不安を抑えつつ、真っすぐにその目を見つめると、 「今日、誕生日なんだってね、あの子」 「……ああ」 「可哀そうに。ハルニーに嫌われたんだって言ってたわよ」 「……嫌われた?」