あまり関わりたくない相手だが、眞緒にとってはマブダチのような生き物だ。 もしかしたら……と望みをかけ、近寄って声をかける。 「東京ではどーも」 「あら。NHK」 「……」 「冗談よ、ハルニー。やっぱり帰ってきてたのね」 「……やっぱり?」 首をかしげつつも、急いで用件を切り出す。 「眞緒、見なかったか?」 「見たわよ」