到着した地元の駅前で夕飯の買い出しを済ませてから家に着くと、 お袋はすでに眞緒宅に向かったようだった。 “おかえり。ケーキはふたりで食べてね” カウンターの上に置いてあったメモを手に、冷蔵庫を開く。 「……デカいな。何号ケーキだこれ」 ケーキ箱の大きさに驚きつつも、中身は見ず、すぐに料理に取りかかる。