「……えっと、あたしはどうすればいいんだろ……」 「……とりあえず鼻の下の牛乳拭いて待ってろ。今、飯作るから」 「う、うん」 素直に液体をぬぐう姿を見て、やれやれと肩を落とす。 “眞緒、捕獲。それと、ケータイは自転車のかごに忘れてきたらしいから見といてくれ” お袋に素早くメールを打ったオレは、切ったセロリを鍋に入れた。