「そうですよー。ほらあの人、何て言いましたっけ? 美人のお嬢様。先輩の元カノ? その人とも、何か気づいたらなりゆきで付き合ってたみたいになってませんでした?」 「……」 ハル兄の顔が、ますますしぶくなる。 ……美人のお嬢様って、もしかしたらあの人かな。 オネエをお金で釣った、ピンクのリボンの靴の人? ……うん、きっとそうだ。