「……ど、うして?」 てか、本当にハル兄? まぶたに残る涙のせいか、暗さも手伝って視界がぼんやりする。 ごしごしと目をこすると、その手をぐっと取り上げられた。 「こすんなって。腫れるから」 「あ……わ……」 ぐりぐりぐり……鼻にティッシュが当てられる。 これって…… 「本当に……ハル兄だ……」