甘い××の、その後に。 love you,baby☆



「先輩の気持ち、すごく……すごく嬉しいです……。でもあたし……ハル兄が大好きなんです」


「そっか。分かった」



――ぽんぽん。


頭に乗っていた先輩の手が、優しく肩を叩いた。



「なあ、眞緒ちゃん」


「……はい」


「顔、上げてみ?」



言われて、静かに顔を持ち上げる。



「ここで無理やりキスすれば、状況変わるのかな」


「……え?」


「いや、それはフェアじゃないか」



苦笑する先輩。