甘い××の、その後に。 love you,baby☆



「あの日のハル兄ね、やっぱりちょっと不機嫌な感じだったんだ。あたしが帰る時もね、いつもの態度と違ってたし。


きっとさ、コイツとはやっぱり無理だって思われたんだよ。ハル兄にとってあたしは妹以上にはなれないんだよ」



「あっそ」



そっけない返事をしたオネエは、


椅子にふんぞり返ってあたしに鋭い視線を投げつけた。



「今言ったこと全部、アンタが勝手にそう思ってるだけじゃないのよ」


「……そうだけど、」


「アンタさ、アタシの占い、忘れたわけ?」


「……? 何?」