甘い××の、その後に。 love you,baby☆



「置いてけぼりにされたから、一緒にコンビニ弁当食って、花火で遊んでたんだよな?」



おどけた感じで立ち上がった先輩は、あたしの頭をぽんと撫でた。



「友だちも帰ってきたことだし、オレは退散するよ」



軽く手を振った先輩が、宿舎へと戻っていく。



すかさずあたしの隣に腰を下ろした菜月ちゃんは、



「眞緒ちゃん? 村瀬先輩とキスしてなかった?」



そう言って、あたしの顔をおもむろに覗き込んだ。



「……えっ?」



心臓がはねる。