甘い××の、その後に。 love you,baby☆



瞳の中に、答えを探すように。


あたしを見つめた先輩は、そのままじっとしていた。



「イヤなら……拒んでいいから」



打ち寄せては引いていく波音が何度か過ぎたあと、


そう言った先輩の顔が、ゆっくりと近づいてきた。



キスの予感に、包まれたままの肩が震える。


けれど、あたしは動けなかった。



静かに伏せられていく先輩のまつげ。


近づく吐息に、あたしのまぶたも落ちていく。