甘い××の、その後に。 love you,baby☆



耳元でささやくように告げられると、


ノースリーブのあたしの肩は、先輩の手のひらにそっと包まれた。



「オレなら、寂しい想いとかさせないから」


「……先、輩」



シルエットだけだった姿は、もうはっきりと瞳に映っている。


真っ直ぐあたしに注がれる先輩のまなざしは、真剣で優しかった。



「……好きだよ」



こんなに近い場所でそう言ってくれる人がいることに、胸がきゅっと締め付けられる。