「ささ、パパも飲んで。そして食べて」 「はいはい」 次々にお酒をつがれて、ハル兄パパの顔も赤くなってきた。 「ハルくん、今度、おばさんにも料理教えてくれない?」 「いや、おばさんの料理の方が美味しいですから」 なんて答えるハル兄のグラスにも、なみなみとビールが注がれる。 「ホントに美味しいなぁ……ハル兄の料理」 あたしはあたしで、もくもくとプロ級の味をほおばった。