甘い××の、その後に。 love you,baby☆



「気合い入ってるね」


「今日は特別な日だからね。なんたってアタシの誕生日よ」


「え? そなの? おめでとう。で、何歳?」



あたしの言葉を無視して、ゴールドのバッグの中から、さらにゴールドの財布を取り出すオネエ。



画面をのぞくと、東京までの切符を買おうとしている。



「あれ? オネエ、これから東京に行くの?」