「ねね、ハル兄。あたし、お腹へった!」 ハル兄クッキングは途中だったらしく、 テーブルの上に乗っているのは、まだ飲み物類だけ。 というわけで、ハル兄に注文をつけて、この場を離れようと試みたわけだけど。 「あたしも手伝うから、準備しよう?」 「いいよ。お前は座ってろ」 「いや……手伝う! っていうか、手伝わせてください!」 ここに一人で残されても、、、、困る。