「……ぁんっ……」 たまらず、漏れてしまった声。 自分の口からこんな声が出てくるなんて……思わなくて。 ハル兄の手が、指が、あたしのカラダを確かめるたび、 何度も漏れてしまう声が……すごく恥ずかしい。 手のひらで自分の口を覆うと、 「素直に反応すればいいって言ったろ?」 あたしの目をのぞき込んで、ハル兄は柔かくほほ笑んだ。 「恥ずかしくないから。我慢することないから」 不安を取り除いてくれる、大好きなこの笑顔。 「可愛いよ、眞緒」 ささやくような声に、 ――きゅん……と胸が鳴る。