「お前、おもしろすぎ。ひとりでコントやってるし」 「だ、だだだって! びっくりしたんだもん」 「だよなー。いきなりあの画じゃなー」 消えた画面に視線を向けたハル兄は、くすくすと笑った。 その横顔をしばらく眺めて、小さく声を出す。 「……ああいうこと、するんだよね……?」 「うん?」 「あたし、自信ないよ……」 あんな体勢とか、声とか……っていうか、そもそも体が幼稚だし。 「ハル兄に……がっかりされるの……やだ」 今ごろになって情けなさと不安に襲われて、じわじわと涙が込み上げてくる。