「や、やめて!離してよっ!!」

腕を掴まれたあたしは、それを振り払おうと必死だった。

何であたしなのかわからない

とにかく誰かに助けて欲しかった

でも、大抵の人は見てみぬ振り...

中には立ち止まる人もいるけど、巻き込まれたくないがため、助けてくれない



あたしは孤独だった

自分自身で言うのも何だけど、もうすべてが嫌だった

人生すら投げだしてしまいたかった...


でも、中には光をくれる人もいた

現実から逃げてネットの世界に走った

そこでは、同じように苦しい思いをしている人、もちろん経験はないが受け入れてくれる人...

様々な人格がさ迷う中で、皆はあたしを暖かく包んでくれた



きっと、そこからだろう...



学年のトップ的存在の女の子達がそのことを知り、悪質ないじめは悪化していった