柚「もぅ、えぇわ。で、何が聞きたいねん?」
諦めたかのように、一呼吸おいて話し出す柚を見て、7人は椅子に座り身を乗り出す。
奏「彼女、どんな子なん?」
臣「藍蘭女子高校の1年生やって。名前は、伊月 鈴華(いつき すずか)ちゃん。」
平「マジッ!!蘭女!!お嬢じゃん!!」
[バシッッ]
昂「お前が、テンション上げて、どないすんねん!」
平「った!別にいいだろー。」
柚「でも、お嬢っぽくないねん。明るくて、ノリ良くて、ごっつ可愛いねん。」
隆綾「「《いつき すずか…?》」」
大「んっ?綾、隆太どした?」
隆「いや、何でもない…」
奏「《綾…隆太…》」
奏は、綾と隆太の態度が気になったが、首を横に振る2人から、目線をずらした。


