愛してんで



柚臣「「最悪や…」」


2人共、真っ赤な顔をして、その場に座り込んだ。


昂「ハハッ…ごめんごめん。ここに座らんと、椅子に座りよ。」


隆「オレンジジュースもあるから。」


2人を椅子に座らせると、隆太は冷蔵庫から新しいオレンジジュースの瓶を出し、グラスに注いだ。

奏「んで、どぅなん?」


柚「何がやねん…。」


平「何がって、彼女だよ。楽しそうに話してたみたいだけど…」


臣「どこまで見とんねん…」


2人共、口を尖らせて拗ねている。


奏「だけど、遊び半分でついてったんとちゃうで。心配やってもん。」


隆「そうそう、2人共ご飯半分位しか食べないし、気になってさぁ~」


奏昂綾佳大平隆
「「ごめんなさい」」


2人の怒りの収まりようの無さに、7人は頭を下げた。