愛してんで



ガチャッ


柚臣「「たっだいま~」」


2人揃って、ダイニングルームの扉を開ける。


奏昂綾佳大平隆
「「おっかえり~」」


柚「おわっ!!何やねん、気色悪っ!!」


奏「柚に言われたないわ~。」


みんなが、肩を震わせて笑いを堪える。

臣「まぁ、えぇわ。オレンジジュースある?」


奏昂綾佳大平隆
「「ブフッッ!!」」


綾「ごめんごめん。オレンジジュース、みんなで飲んだ。つーか、飲み切った。」


オレンジジュースの空き瓶を見せて、ニヤニヤと笑う。


臣「なっ、何やとーっ!!俺の楽しみ、何してくれてんねんっ!!」


臣が、綾に掴み掛かろうとした瞬間…


平「エスプレッソの方が、好きなんだろっ?」


ピクッと、2人の動きが止まる。


大「柚は、カプチーノだよなっ?」


奏昂綾佳大平隆
「「ブフッッ!!」」


臣「まっ、まさか…」


柚「お前ら…」


臣柚「「後付けとったんかぁぁぁぁ!!」」


奏昂綾佳大平隆
「「大正解!!アハハハハハハッ」」


カフェでの行動を見られて、2人揃って顔を真っ赤にする。

7人の笑い声は、そんな2人の姿を見て、ますます大きくなる。