ガックリと肩を落とす奏に、おばちゃんは笑顔でメモを渡す。
奏「もぅ、何やねん。コレ・・・」
おば「あんたに買うて来てもらうもの。頼んだで。」
奏「ハイハイ・・・分かったわ・・・」
おば「早よ行って来てな。あんたも、ここ手伝う条件で預かってんやさかい。頼んだで。」
奏「はぁ?!てか、聞いてへんよっ!!って、おばちゃんっ!!」
奏の言葉に耳を貸さず、おばちゃんは家の奥へと消えて行った。
奏「もぅ、マジありえへん・・・」
グシャッと渡されたメモ用紙は、奏の手の中でクシャクシャにされていた。
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