おば「あんた、何言うてんの?寮に決まってるやないの。」


奏《マジで?!大正解やん!!》


ケラケラ笑うおばちゃんを見て、汗が背中を伝うのが分かる。


奏「寮の子って、女の子やんな・・・?」


奏は、恐る恐る訊ねた。


おば「あんたの学校の子達やで。何や、知らんかった?」


奏《流石、オカンの妹や・・・あの姉ありて、この妹や・・・》


奏「オカン、知っとったん・・・?」


おば「おばちゃん、ちゃんと言うとったで。お姉、『校長先生、知り合いやから特別やねん。これで安心やねん。』って、ウキウキしとったわ。」


奏《あんのババァ・・・確信犯やんけ・・・マジ、コロス!!》