愛してんで



千「燿、潤、お家に帰ろうか…」


燿潤「「えっ!!」」


2人は、千里を見上げると涙を浮かべた。


千「ままと一緒に、帰ろう…」


燿潤「「いやっ!!ままもいっしょに、ここにいようよ。」」


目から大粒の涙をポロポロとこぼし、千里の足にすがりつく。


佳「また、遊びにおいで。燿と潤が好きな時に。また、一緒に遊ぼう。」


潤「よしくん…」


臣「ここには、ままは住めへんねん。」

柚「ここに残るって事は、ままと離れなあかんねんで。」


隆「ままと一緒に居たいだろ?遊びにおいで…ままと一緒に。」


2人は、コクリと頷くと涙を拭いて、ニコリと笑った。


燿潤「「まま、かえろう…」」


千里は、2人を静かに抱き締めた。