奏「共学やないの?」 奏は、担任に詰め寄った。 ショ「ここは、男子校。お前、隣の学校と間違えたんじゃないの?」 奏「だって、オカンが誠陵学院だって・・・」 ショ「じゃぁ、ここしかないな。」 出席簿を捲った担任が、言う。 ショ「お前、藤代 奏だろ?」 担任の問い掛けに、奏は頷いた。 隆「仲良くしよーな」 隆太が、奏を覗き込んでニッコリと笑った。