「暇人だなぁ」


そう言ってクスクス笑った


「……こんな時間に何してるんですか??」


「星がキレイだから見てるのよ」


「ここら辺に住んでるんですか??」


「んー…まぁね」


と笑って濁した


「今は家に帰りたくないかな」


と小さく呟いた


「だったら家泊まりますか?」


「え?」


……って何いってんだろあたし!!!


考えた訳でもないのにポロっと口から言葉が溢れた


「いや!あたしアパートに一人暮らしなんでよかったらどーかなーなんて!!!」


「じゃぁそーする」


「え?」


「そーするね」


と、にこっと笑ったからあたしも笑顔で


「はい!」


そう返事をしていた