空間から、二人だけ、切り離される。 「もう、終わりなんだ」 シオウがつぶやいた。 あたしはシオウを見た。 静かな、目。 黙ってる。 手を伸ばして、あたしの、ウイッグな髪に触れた。 エレヴェーターの、下がる音だけ響いてる。 その手が、イヤリングにすべる。 それから、