耳障りな音のする物を止めて目が覚めた。
 
学校に行く準備する。

(学校めんどくさ)

いつも道理、準備を終え学校に向かう。

「行ってきます」

誰もいない部屋に響いたその言葉。

家族が居ない私は出かけるたびにその言葉を口にする。

まるで儀式のように…




外は肌寒く感じそろそろ冬になろうとしていた。




あぁ、またあの季節が来るのか…



私のすべて奪ったあの季節が