学校が終わった後。

めんどくせーから、さっさと帰ってやろうと

思ってたのに。

ダチにつかまって、付き合わされるはめに。

はぁ・・・。

今日はついてねーなぁ・・・。

「おいっ!瑠輝っ!」

さっきまでも充分うるさかった、隣のダチが

もっとうるさくなった。

今度は、なんだってんだよ・・・。

「今度はなんだよ。」

「あの子達っ!俺が言ってたのっ!」

指指してるほうを見ると、数人の女子。

あぁ、あれね。

ふーん・・・。まぁまぁじゃん。

っと・・。まてよ・・・?

適当に流す予定だったはずが

1人、見覚えのある奴を発見。

「さっきのちっせーのじゃねーか・・・。」

俺は、ぼそりと呟いた。