学校にて。

~放課後~

「桐島さん。ちょっといい?」

「あ、先輩。」

「返事聞かせて?」

「昨日も言ったとうり、先輩とは付き合えません。」

「無理にでも、付き合ってもらうって言ったら?」


「んなこと、俺がさせねー。」


「る、瑠輝っ!?」

「よ。おせーよ、芽紅。」

いきなり、あたしと先輩の間に割って入ってきた

瑠輝。

なんて独占欲が強いんだ・・・。

「先輩にはすみませんが、コイツ俺の女なんで。失礼します。」

瑠輝は、先輩の答えも聞かずに

あたしの手を引っぱって歩いていってしまう。

「ちょ、瑠輝っ!」

「んだよ。」

「手首、痛いっ!」

「あ。わり。」

瑠輝は、そう言って

あたしの手首にキスをした。

「っ///」

「これで、もう痛くねーだろ?」

「・・・うん//」

そう、

あたし達は、こんなにラブラブ

なのですから。


〔おまけend.〕