次の日。

「んん・・・?」

「もう・・朝か・・・?」

「そうみたい・・。」

昨日、あの後

ベッドまでもちこんじゃって、

起きたら、制服のまんま。

しかも、はだけてる。

「はよ、芽紅。」

「・・・おはよ。」

「芽紅、恥ずいから、こっち見ないできけよ?」

「うん。」

“愛してる”

耳元で囁かれる。

どうしよう、どうしよう。

嬉しすぎて、涙が出る。

「ちょ、なんで泣いてんだよ!?」

「嬉しくて泣いてんのー・・。」

「ったく。なんてこと言うんだ。」

「ほぇ?」

わけわかんない。

ホントのこと言っただけよ?

「そうゆうこと、俺にしか言うなよ。」

「なんで?」

「男は、その言葉に1番弱いから。」

「っ//」

朝からキスして、あまーい雰囲気が漂う。

年上が好き?

そんなの関係ないし。

あたしが変わったこと、

それは2つ。

1.年下だって、すてたもんじゃないってこと。

2.あたしはもう“仮”彼女じゃないよ!


“マジ”彼女!


〔end.〕