「えっとねぇ・・。じゃあ、[4]と[2]がぁ・・。」

きゃぁーーーーっ!

入っちゃったよぉーーーっ!

「めーれいは?」

あたしの友達が、王様の友達に聞いた。

「んと、[4]がぁ[2]に、キスっ♪・・どう?」

「いいねぇ♪」

ぎゃあーーーーっ!

キスとか、無理無理無理ーーーっ!!

「じゃあ、[2]の人てぇ上げてーーっ!」

「あ、あたし・・・〔汗〕」

ちょい、とちっちゃく手を上げる。

「おおっ♪んじゃ、[4]はぁ?」

ひぃーーーっ!

誰なのぉーーー?

し、心臓が痛いっ・・・。

「俺。」

「る、瑠輝!?」

「そ。俺[4]番っ。」

あたしの隣にいたる輝が

ぴらっとくじを見せてきた。

わぁ・・・マジだ・・・。

「キスしろーいっ!」

「「・・・マジ?」」

“キスしろーい”

って言ったほうが、瑠輝の友達。

“・・・マジ?”

のほうが、あたしの友達。

ま、ほとんどはそんな反応だよね〔笑〕

「ホントにすんの?」

「このゲーム、マジだからなぁ・・・。」

あたしも、瑠輝も

同時に困った顔になった。

「ほら、早くっ。」

マジかぁ・・・。