「俺達と、する?」

「ちょ、瑠輝っ!?いつからいたの?」

「さっき。とにかく、やんの?やんないの?」

「「やるっ!」」

答えたのは、あたしじゃなくて

あたしの友達。

瑠輝も、友達を連れていた。

「あ、あたしは・・・。」

「「芽紅は強制参加!」」

「えー・・・。」

やめとこうかなって言おうとしたのに・・・。

ちぇ、やだなぁ・・・。

「んじゃ、5人ね。くじ引いて。」

「「「はーーーいっ。」」」

あたしの友達×2と、瑠輝の友達は

なんかノリノリだ。

げぇー・・・

マジでやんの?

「ほら、芽紅も引くっ!」

「はぁーい・・・。」

ひょいっと引いて見ると・・・

[2]

という表示。

とりあえず、王様じゃないことは確定かぁ・・。

やだなぁ、命令されんの。

「「「「「王様だーれっ!」」」」

いつのまにか、瑠輝も混ざってて

なんか・・・

わけわかんない。

ま、こうゆうゲームなのかな?

「はーーいっ!あたし、王様♪」

王様だったのは、あたしの友達の片方。

お願い、

[2]って言わないでぇーーー!