「おせーよ、瑠輝ー。」

「るせーなぁ。いいだろ別に。」

「お前と同じクラスで、俺ちょー安心してたんだぜ?」

「はぁ?んでだよ。」

きめーなぁ。

男にんなこと言われても、嬉しくねーっての。

「まぁまぁ、いーじゃねーか。それよりもさぁ。」

「んだよ。」

まだ話すことあんのかよ。

めんどうな奴。

・・・とは言わねーけど。

言ったらうっせーから。

「2年の先輩に、ちょー可愛い子がいたんだよ。」

「それで?」

「つまんねー奴だなぁ。もうちっと興味持てよ。」

「無理〔笑〕」

別に、きょーみなんか、さらさらねーし。

でも・・・。

朝会った、あのちっせー奴となら

つき合ってもいいな。

可愛かったし、俺の好みだし。

今日、もう1回会ったら、コクってみっかww

「何ニヤニヤしてんだ?お前。」

「はぁ?してねーし。」

「いや、してた。人目惚れでもしたか?それとも、彼女できたとか?」

「ばか言え。できてねーよ。」

今日もう1回会ったら、出来るかもしんねーけど〔笑〕

「・・人目惚れ、は否定しねーのか。」

「なんか言った?」

「いーや、何も。」

しばらく気持ち悪りー顔で、俺を見ていたダチを

横目で睨みつつ

俺は、さっきのちっせー奴のことを考えた。

人目惚れ・・・かぁ?