「わぁーーーーっ!高い高いっ!」

「お前、はしゃぎすぎ。」

「いいじゃんっ。ちょっとくらいっ。」

「いやいや、ちょっとじゃねーし〔笑〕」

あの後、向かったのは観覧車。

絶叫系、ダメなくせに

観覧車は大好きなのだ。

「可愛いよな、そうゆうとこ。」

「い、いきなり何言ってんのよ//」

「いーや別に?俺の素直な感想ww」

うっざぁーー。

別にはしゃいだっていいじゃん。

どうせお子ちゃまですよーーだっ!

「お?もう1番上じゃね?」

「ホント!?写メとろ、写メ!」

「お、おう。」

あたしは自分のケータイのカメラを

自分と瑠輝に向けて・・・

パシャッ!

とシャッターを切った。

「撮れた撮れたぁー!」

「お前さぁ。やっぱマジ可愛いわ。」

「ほぇ?な、何がよ。」

「・・なんでもね。」

瑠輝はなぜか、あたしから目を逸らした。

・・・どうしたんだろ?

「もう下りるみたいだぞ?」

「えぇー?もう1周したいね〔笑〕」

「俺とする?もう1周。」

「え!?いいの!?」

「いいよ。」

やったぁーーー!

もう1周、もう1周♪

「じゃあ、俺のお願いもきいてくれるよな?」

「ん?何?」

「・・キス、してもいい?」