遊園地にて。

「きゃーーーっ♪遊園地だぁー♪」

「お前、はしゃぎすぎ〔笑〕」

「う、うっさい//」

「可愛いからいーけど。」

サラっとそんなことを言いながら、あたしの手を

ぎゅっと握ってくる。

「手ぇ離すなよ?」

「ほぇ?」

別に、離さないけど・・・

なんでだろ?

「はぐれたら困るだろ?」

「は、はぐれないもんっ。」

子ども扱いしてぇ・・・

くっそぉー。

「そう怒んなって。ほら、どれ乗る?」

「んっとねぇ・・・。」

どれがいいんだろ?

どれも面白そうだし、悩む。

「ぷっ・・。可愛い奴。ったく・・・じゃあアレは?」

悩んでいたのを見かねた瑠輝は、

ぴ、と指差した。

「あれ・・・?」

「そう。絶叫系じゃねーだろ?」

「う、うん・・。で、でも・・・。」

なんで、

『お化け屋敷』

なの!?

「お前、怖いの?」

「う”っ・・。」

「あんなの、怖くねーだろ。なぁ?」

「そ、そうだね・・・〔汗〕」

どうしよーーーーっ!

怖いの、苦手なんだよぉーーーー!

特に、暗いトコとか

そうゆうの!

「ほら、早く行こーぜ?」〔ニヤリ〕

「う、うん・・。」

こ、コイツ・・・

絶対わかってるよな!?

くっそぉ・・・

ドSな奴ぅ・・・。