「うん、可愛い可愛い〔笑〕」

正直言うと、服にはホントてきとーだから

本当に似合ってるかはわかんないんだよね・・・www

そんなことを考えていると。

ぴーんぽーん♪

とインターホンがなった。

「芽紅ー?誰かきたわよー?」

「あ、今から一緒に出かける子っ。行ってくるねー!」

お母さんに帰る頃になったら、メールする

とだけ伝えて、あたしは家を出た。

「よーっす。」

「おはよ。」

片手を上げて、あたしに挨拶してきたのは

年下とは思えないくらい俺サマ主義の

あたしの“仮”彼氏。

「お、可愛いじゃん。その格好。」

「ほ、ホント?よかったぁ・・・。」

あたしは、ほっと胸を下ろした。

そして、あらためて瑠輝のほうを見る。

相変わらず、かっこいいなぁ・・・。

べ、別に、好きとかそうゆうわけじゃないけど

あたしよりも身長高いし

顔もいいと思うし

だから、素直にかっこいいなって

それだけ!

「何見惚れてんの?」

「べ、別にそんなことないし!」

あたしは慌てて目を逸らした。

「目ぇ逸らすなって。」

「ちょっ・・・何すんのっ?」

「おはようのキス。」

瑠輝は、あたしの顎に手をかけて

ちょっとだけ強引に瑠輝のほうに向かせた。

「や、やめてってば//」

「嫌。・・・かーわいい。」

瑠輝は、あたしの顔をじっと見て

その後チュっと唇を重ねた。

「ぷはぁ・・・。」

「顔、真っ赤。そんなに苦しかった?」

「・・・///」

もー・・・

恥ずいよぉ・・・。