「お、芽紅じゃんっ。」

「桐島も、このクラスー?」

「そーだよー。これから1年よろしくー。」

「「おう、よろしくな。」」

新クラスのはずなのに、周りはほとんど

元クラスメート〔笑〕

本当にちゃんと、クラス替えしたんだろーか・・・?

「芽紅芽紅、新1年見たぁ?」

「見てないけど。どしたん?」

「めっちゃかっこいい子が、いるんだってっ!背が高くてねぇ。」

「ふーん。」

あたしは、年上にしか興味ないしww

てか、好きな人いるし。

「芽紅は、まだ御弘先輩が好きなん?」

「そーよ?悪い?」

「別にぃ。ほんっと年上好きよねぇ。」

あたしの好きな人、御弘裄斗〔みひろゆきと〕先輩。

すっごくモテるし、彼女いるって噂だけど・・・

諦めきれない初恋の人。

「ま、そのうち告白すれば?芽紅可愛いから、okしてもらえるかもよ?」

「別に、可愛くないし。ふつーだし。」

「もー。ツンデレだなぁ・・・。」

ツンデレでもないし。

・・・よく言われるけど。

「あっ。ホームルーム始まるっ。今日、学校終わってから空いてる?」

「うん、ヒマ。」

「ならプリとか撮り行こーよ。」

「行く行く♪んじゃ、後でね。」

お互い自分の席に戻って、先生を待つ。

チャイムが鳴ってから、先生が入ってきた。

・・・ふつーに知ってる先生じゃん。

つまんないなぁ・・・。

眠くなってきたし、寝とこうかなぁ。

あたしは静かに目を閉じた。