「はぁ・・・。ただいまぁ・・・。」

「ずいぶん遅かったわね。どうしたの?」

まぁね・・・。

あんなことがあったら、遅くもなるよね。

「ちょっと知り合いにあったから、話してたの。」

「ふーん。そうだったの。」

「うん。じゃ、部屋戻るね。」

あたしは、いつものように自分の部屋に戻った。

そんでもって

ベッドに倒れて、足をバタバタさせる。

「あぁぁぁーーーっ!」

思い出しただけで、恥ずいっ!

だってだって、あんな外で

キス、してたなんて・・・////

ってか、ファーストキス、奪われたしっ!

あいつ、どんだけキス上手いのっ?

に、しても。

やっぱり、最後に残るのは

「恥ずいっ!顔が、身体が熱いっ!//」

・・・と、

あの唇の感覚、手の暖かさ。

とにかく、悶えて悶えて

悶え苦しんだ後。

やっと回復。

「落ち着け。好きになんか、ならないんだから。」

自分に言い聞かせた。