なんだか食事ものどを通らなくて、全部食べきれない。 嫌われちゃったのかな。 誤解だといえ、あんなに無表情で話されるとこっちまで泣きたくなる。 朝、ボーっとする頭をフル回転させて祐磨君がいつも家を出る時間に間に合うように家を出た。 だけど、既に家にはいないようで、鍵も閉まってた。 …わざと時間をずらしたのかな。 そんな考えが頭の中を横切って行く。 学校に行っても祐磨君とはクラスが違う。 わざわざ会いにいくと嫌がるかな。